みなさん、こんにちは!ユーキャンスタッフです。
食と栄養の専門家であるユーキャン講師が、多岐にわたる「食」の情報をお届けする 【「食」の講座 指導部通信】。
今回は、【“酸”は最強助っ人!!】~意外と知らない酢(酸)の驚くべき調理効果 を公開!
気になるその内容の一部をご覧ください。
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酷暑お見舞い申し上げます。暑すぎて体調を壊していませんか?😓
体調維持のためにもしっかりとタンパク質やビタミン、ミネラルを補給したいところですが、ついついソーメンや冷や奴など、冷たくてのど越しの良いメニューに手が伸びがちです。
でも、ここは一工夫、酢やレモン汁などでサッパリ風味にアレンジ!ボリュームのあるメニューをしっかり食べて健康を維持したいですね。そんなサッパリ風味に酸味は必須ですが、実は酸味の実力は皆さんの想像以上に多彩です。そこで今回は、知らないと損する「酸味の調理効果」をご紹介しましょう!
その前に、先ずは夏場に大事な酸の健康効果についておさらいしておきましょう。😊
第一には消化液の分泌促進(食欲増進、便秘改善)です!梅干しを見ただけでも唾液が出るように、酸味には唾液の分泌を促す効果があり、腸の蠕動が促進され、便通を正常化します。また、お酢の種類によっては腸内のビフィズス菌・乳酸菌を増やす腸活効果もあります。そして、何と言っても疲労回復効果ですね!疲労回復については、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類に多く含まれ、酢にも含まれるクエン酸が効果的であるとされていて、疲労物質である乳酸を分解することで、筋肉や脳の疲れを取り除くことができます。
さて、健康維持に関しての主役がクエン酸なのに対して、調理効果の主役は、カルボン酸の一種であるお酢の主成分『酢酸(さくさん)』です。お酢にはその他に、クエン酸・アミノ酸・乳酸ほか数10種類の有機酸が含まれます。お酢の効果には次のようなものがあります。
①肉や魚をやわらかくする
酢酸は、肉の保水性を高め、肉をやわらかくする効果があります。加熱前に、酸性の酢やビネガーを加えたマリネ液やピクルス液などに浸けると、肉がやわらかくなります。
②タンパク質を変性させ、身崩れを防ぐ
お魚の主なタンパク質であるミオシンは、お酢(レモン汁)により変性が起こり白く凝固します。
…(続く)
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いかがでしたか?
「食の講座 指導部通信」では、【“酸”は最強助っ人!!】~意外と知らない酢(酸)の驚くべき調理効果 をご紹介。「酸」を活用して暑い夏を乗り切りましょう。🌻
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⇒ その他8月記事の公開スケジュールです。
■ 2回目:ネバネバで夏を乗り切る! ← 8月18日(金)公開予定
■ 3回目:Coming Soon! 8月31日(木)公開予定
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