NHKのみんなの手話を笑いながら、見ていたこの頃です。
森田明さんの七変化が面白くて笑っていました。三宅健さんも森田明講師をからかっていますね。
楽しいのは、大いに結構ですが、
新型コロナで、阿部首相の緊急宣言で、手話通訳士、手の動きが自然で、ダイナミックで、ろうの人が字幕を見ながら、通訳しているのかな?と一瞬思いました。でも、ライブだと字幕は出てくるのが遅れます。手話通訳士は2人とも聴者だと思うのですが、
いわゆるきれいな、はっきりした手型ではなく、感情や表情、ダイナミックさが伝わり、印象に残りました。
今までは、手型がきれいでないと、さっぱり分からなかったのですが、
やっぱり、危急の事態である時は、
まとめて要約手話通訳よりも、予習してきたかのような定形型通訳よりも、
ひしひしと、ろう者に語りかける、安倍首相の口調、安倍首相のその言葉にかけられた想いは、切々と、ダイナミックで、その場で生まれる、日本手話通訳の方が、切々と伝わるんだなぁと感動しました。
その場の雰囲気を、神業のように、日本手話で一瞬汲み取って、通訳している方が伝わるものがある。
ただ、マスクなしで、通訳している手話通訳士には、頭が下がります。
命に関わる事、手話の大切さを感じました。
字幕や音声でも分かりにくかった、安倍首相の隣の人の会見は、手話通訳を見たら、一瞬でイメージ的に分かりました。
記者の必死の質問の様子、時間切れの会見の様子もよく分かりました。
伝える、ってことは、要約筆記や字幕だけでは伝わらない事を伝えている手話通訳士の日本手話、生きた言葉。
今までは、筆談や要約筆記、字幕でろうの人は事足りると思っていたのですが、手話通訳士のろう者に語りかけるような、その場の雰囲気、状態も余す事なく、切羽詰まった感じ、熱気、会見に込められた想いを通訳している姿に、感動しました。
独り言でした。すみません。長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!